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2013/03/30

SPEARMEN presents『PRIMAL TONE.Vol.26』(東高円寺二万電圧)

先日、東高円寺二万電圧でおこなわれたSPEARMEN presents『PRIMAL TONE.Vol.26』へ。
PRIMAL TONE.をやるのは実に6年ぶりだそうで、でも私がSPEARMENを知ったのはここ3年くらいの話なので、行くのは初めて。

この日会場で流れるBGMもこだわって選んでいるということを聞いていたので、オープンの時間から会場へ。

Pt26_7

宙光花
今までに3回くらい聴いたことがあって、結構好きなバンド。
以前は2人だったのだけれど、前回聴いた時には左端の方が増えて3人になっていた。
力強いドラムと、混沌と心地よさのある音楽とのバランスがとてもよくて、この日が今まで聴いた中で一番よかった。
ぎゅっと濃厚な空気が流れた感じで、いいスタート。

Pt26_2

Real Birthday(Guest:JahJah from The Skullaberrys,ex Lip Cream)
このあたりから会場がだいぶ混雑しはじめた。
JahJahさんは他のバンドで何度か聴いたことがあるんだけれど、とても存在感のある人。
ノリがよくて強く深い音、最初から最後までいい感じに浸れて気持ちよかった。

Pt26_8

犬彦〔Jon(犬)+Hiko(from GAUZE)〕
狼?犬?の着ぐるみを着たJonさん、歌もオルガンもすごくかわいい。
一寸不条理でくすっとしてしまうような、ゆらゆらとした世界へ連れて行かれる。
ドラムはドラムで男らしくて、そんな二人の空気感がすごくよかった。
いやー、ほんとかわいい。

Pt26_01

そしてラストはSPEARMEN

Pt26_3

Pt_4

Pt_6

Pt_5

Pt_7

会場満員のうえに一番前だったので、写真に3人がおさまりきらなかった…。

SPEARMENはもう今までに何度も観ていて。
ただ色々な曲を寄せ集めてライブっていう形にしているバンドって世の中多いと思うのだけれど、彼らは毎回ライブ全体でひとつのアートになるようなものを提供してくれる。
その曲ごとには全然形だったりカラーだったりが違うのだけれど、それぞれのピースがパチパチとあるべきところにはまって、最終的にはひとつの大きなアートになっている、というような。

この日のライブは、爆発するようなエネルギーを最初から最後まで落ちることなく出し切ってくれるような演奏だった。
強い筆致で濃い色を用いて描いて、力強過ぎてインクの滴も飛んじゃっているんだけれどそれも含めてかっこいい作品になっている、ような。

Moonflowsの前奏がはじまった時に、口あいちゃったよ私。
ずっと生で聴いてみたい曲だったから。
CDとはまた違った、エネルギッシュでパワフルなMoonflows、よかった。じんとした。
アンコールまで堪能させていただきました。

宙光花でバシッとスイッチをいれられ
Real Birthdayで高いテンションのまま盛り上がり
犬彦で空気がゆるんとほわんとし
最後にSPEARMENがずばっと切り込んでぎゅっと終わる。
すごくいい順番で、最初から最後まで無駄なくどこまでも濃密な企画だった。
BGMの雰囲気もとてもよかったし。
充実感が半端なくて、翌日もその余韻に浸っていた。
色々なライブへ行っているけれど、これだけ練りに練られたクオリティの高いライブ企画ってなかなかない。
行けてよかった。

言葉は耳で聴いて頭で理解するけれど
音楽は身体で聴いて細胞で理解している感じがする。
いい音を感じると、細胞中がゆれて震えて、その刺激がまた自分を走らせる。
そんな音が満ちた空間の濃さは本当に心地がよくて自分の中に何かがどんどん詰まっていくよう。
いい夜だった。

ちなみに次回『PRIMAL TONE.Vol.27』は、5/23(木)新大久保アースダムにて。

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