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2012年4月

2012/04/22

雨の日の猫

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今の自分は紛れもなく過去の自分が連続した末の姿であるのに線ではなく点のような気持ちになる瞬間実際思考は記憶に基づかず個として分離されているような雰囲気。
だから思考はその時その時で散らばる。
ぱらぱら。
まとまりにくい。
隙間から逃げていく。

横たわる雨上がりのさっぱりと明るい色に似た予感。

雨が落ちる音をおうということは街が洗われていくその様を記憶に刻み付けていくことでもあるのかもしれないなんて思いながら、音楽もかけずにただ聞くことが好き。
聞きながら思考を暗く深く遠くに落とす。
ぽちゃん。

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2012/04/04

嵐の最中

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電車がどうなるかわからないから早く帰りなさいと言われ、お昼過ぎに帰宅をした。
家に着いたら低気圧のせいなのか頭痛が酷くてぐいぐいと中身が引っぱられるかのようで気付いたらすとんと吸い込まれていた。

夢をみた。

現実世界の枠組みを残しつつ時間だけが一寸歪んだようなそんな場所にいたというその夢の手触りだけが残っていて、メールを着信したバイブ音で目を覚ました時に時間のずれだけがとても奇妙な余韻を漂わせた。

先日、夢の中でも似た感じを経験した。
夢の中の私は毎朝自分が何時に起きなければいけないのかが全くわからなくなってしまっていて。
いつもの自分が当然のように把握しているそれが夢の中で消失していることに驚いた。

そういう、‘ずれ’の狭間に自分がある時。
実体がどこに根付くのかが小さな混乱のうちにわからなくなっていることで何か大事な芯を掬われるような頼りない思いに陥るし、実際自分がどこを踏みしめて生きているのかわからなくなったりする。
普段あれだけ色々と悩んだり考えたりしながら生きているというのに、ぴゅっと遠くに行く時は呆気無いもの。
飛ばされるように。
人は日々着地して生きているものなのだろうか。

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