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2011年11月

2011/11/23

硝子にうつす

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※黒ふさの瞳はつるんとグリーンの硝子玉のよう

先日の朝。

目が覚めたらぽっかりと何かが抜け落ちてしまっていて身体に力がはいらなかった。
ちょうど胸のあたりの質量という質量が消滅してしまったかのよう。

寝ている間に常日頃の不安の根っこを反芻していたのかもしれないし
嫌な夢をみたのかもしれないし
逆にいい夢から覚めてしまったのかもしれない。
手触りは何も残っていなかったのでわからないけれど、ただただ獏とした寂寥感が暗い穴のようにぼわんと広がっていた。

そういう時にふと実感する。
日頃起きて活動出来ているのは身体の中心に芯があるからなのだと。
何かが酸のようにじわじわと溶かしたり、槌のようにぱきぱきと砕いてしまうと身体が動かなくなってしまうのだということを。
空いた穴からエネルギーは漏れていってしまう。

そうなってしまった時のスイッチを。
美味しい珈琲を飲もうでも、好きな本を読もうでも、いい香りを嗅ごうでも、広い空を見に行こうでも、めいっぱいお酒を飲もうでも何でもいい。
僅かばかりであっても身体を動かすための起爆剤を。
なるべく多く用意しておきたいなと思う。
一時のどかんとした落ちは必要であっても、ずっとずっとそうしていたくはないから。

時間は死ぬまでの有限。
それまでにもっともっとたくさん上がらないといけない。
知らないことも出来ないことも得られていないことも。
想像がおっつかないくらいほんとうにたくさんあるから。

すとんと落ちても。
起き上がれなくなっても。
いつか必ず立ち上がって。
どんどん変わるものを焦るくらいの気持ちで。
目に映して音をひろって言葉という輪郭を与えて染み込ませていかないと。
何の為に生きているのだかわからなくなってしまうから。

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2011/11/19

さしだすもの

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※ケビントの中のブライス。一張羅が寒そうです。

桃を差し出されたらやさしく丁寧に受け取る。
カッターの刃を差し出されたら拒む。

選ばれているようでいて、選んでいる。

北風じゃなくて太陽になりたい。

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2011/11/03

連続の末

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友達と来年の話をした。
根拠もなにもない予想、でも本当にお互いそうなる気がするよねという話。

これから訪れる未来に勝手に虹色とか明るくて美しい色を流しておくだけでも
今現在の心持ちもぱあっと明るくなるのだから不思議。

未来のかたちは全然わからないけれど、とりあえず色は美しい。
そう決めた。

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