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2010/10/07

空色

Img_4704

先日。
飽きもせずに近所の公園へと向かう途中。
空の彩度がいつもよりもすこんと高くて、その色に見蕩れながら歩いていた。

今年は6月あたりから、なんだか時間の感覚がおかしくて。
ほんの一寸の出来事をすごく長く長く感じる一方で
つい先週のことを遠く遠く昔の出来事のように思ったりして
たまに時空の隙間に迷いこんでいるのかと思う。

そんな風になんだか不思議な心持ちでふわふわと過ごしていることが多い。
まぁもともと、現実感を喪失しやすいところがあるのだけれども。
そのぽかんと切り離された私の心の周りを、さらに柔らかな色の靄がくるんでいる感じ。

長いような、短いような。
そうやって掴みどころの無い時間が過ぎていっても、着実に過去は積み重ねられていて。
気付けばそれなりの塊になっていたりするのだから面白い。

過ぎ行く時間が生み出す「記憶」というものも、
結局脳味噌が濾過して私たちに見せているのだから
その時の気持ちによって色も大きさも濃さも何もかも
柔軟に簡単に変容するものなのかもね。

自分の気持ちが落ちれば思い出の色も失われる。

自分の気持ちが上がれば鮮やかな色の洪水が起こる。

青空、夕暮れ、宵闇、夜更け。
時に雨、時に虹。

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