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2010/06/08

澱む雲

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気になることがあると、ぎゅーっと突き詰めようとするふしがある。
それが却って自分の首を絞めることもある。
でも。
浸かったお湯の温度がじわじわと体温に近付いていくように。
ゆるくぬるく曖昧にその境界線を暈していくというやり方は
多分私らしくないのだ。

経る出来事の数だけ人は賢く、その一方で臆病になっていく。
この雲がでたらもうすぐ雨粒が落ちてくるとか。
そんなことがわかるくらいに。
そうして、やがて濡れない場所で縮こまるようになる。

沢山の雨に降られることも。
それはそれで恵まれているのかもしれないのに。
ただただ乾いている場所にいる人よりも、ずっと。

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