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2010/04/14

虹蛇のいる世界

Img_4358

夢の中で。
空に、大きな大きな虹が出ていた。
私は高層マンションのベランダから、それを見ている。

漫画「蟲師」の中に、虹蛇というのが出て来たけれど、
まさにあれのよう。
意思を持って動こうと蠢く、巨大な生物のような、虹。

やがてその虹はぐるりと捲れ、空が輝き出す。
七色の光が流れ出す。
どこからなのか、無数の色鮮やかな花火が空に散る。
あまりにも美しい、現実離れをした光景だったので、
夢の中で「これは夢だ」と気付いてしまったけれど。

時折、夢で、驚く程美しい光景を見る。

霧に煙る広大で艶やかな緑の大地。
それを上空から俯瞰している夢。

空を、半透明の虹色に輝く魚たちがたくさん泳いでいる夢。

こんなに鮮やかな色ってあるの?というくらいの、目映い色が氾濫した森の夢。

虹蛇のことが気になったので調べてみたところ、オーストラリアの原住民、アボリジニが崇拝する精霊であり創造神でもある「虹蛇(レインボー・サーペント)」というものが 存在するそう。
世界で最も古い精霊で、創造と雨を降らせる力があるらしい。
虹蛇は創造神以外にも多数存在し、アボリジニにとって虹は、地上の水場と天空とをつなぐ巨大な蛇の精霊であるらしい。

アボリジニによると世界は「目覚めの世界」と「夢の世界」のふたつに分かれており、 「夢の世界」でもっとも偉大な精霊が虹蛇なのだとか。

アボリジニについて、一寸知りたくなった。

Songline

ソングライン (series on the move)

世界中を縦横無尽に旅したブルース・チャトウィンによる紀行文学の最高傑作。
アボリジニの独特の文化の中で継承されてきた、目に見えない道「ソングライン」について書かれているそう。

Songline

ラディカル・オーラル・ヒストリー―オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践

アボリジニの村に滞在した筆者が、彼らの教えに刺激を受け、歴史学とは?を問いかける本なのだそう。
32歳という若さで逝去された方。

どちらも読んでみたい。

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