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2009/08/01

ぽんっと

Img_3976

先日、銀座を歩いていたら、
ぽこんっと丸い雲。
何かが爆発した後の煙のような。
出来損ないの入道雲のような。
そこにしかない、雲の塊。
合成したかのような唐突さ。

思わず写真を撮っていたら、
私と同じように突然写真を撮ろうとした人とぶつかりそうになって
お互いに一寸笑った。

Img_3978

道行く人は、案外空を見ていない。
私が見過ぎなのか。
いい空を見ると
言葉に変換されないある種のインパクト、エネルギーみたいなものが
自分の中でふわーっと広がって
「わわわわわ」という音が響く。
今この空を逃すまい、と思うのは
その空が永遠でないから。
永遠どころか、五分後には違う色になっている。
ゲーテが虹について言ったように
人は儚いものに価値を見出すところがある。

六月に懸命に頑張っていたものが一段落して、七月。
余裕が出来るとなんやかんやと考えごとをしてしまい
その思考が勝手に檻のように自分を雁字搦めにしていることがある。

何かを得たくて何かを変えたくてはじめる思考は
にょきにょきと蔓を伸ばし、葉や実をたくわえていく。
けれどそれは少し間違うと、自分自身に絡み付き、食い込んでいく。
自分を縛ってしまったら、
どこにも行けなくて本末転倒なのに。

今日、Jules Julien 「CADAVRES EXQUIS -優美な屍骸-」展を見て来たのだけれど、
自分が好きな類のアートに触れることは贅沢だなと思う。
好きな本を読むことと、同じくらいに。
正確には、そうしててもいい時間があることが、贅沢なのかもしれないけれど。

明日行こうと思っていた「らぱん蚤の市」は
色々予定がはいり無理そうだ。
残念・・・。

+

今後書く予定のメモ(ずっと放置しすぎだったり・・・)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
喜多ふあり 受賞後第一作
白岩玄  月と馴れあう
文藝 小川洋子特集
くまちゃん 角田光代
ピンク・バス 角田光代
手 山崎ナオコーラ
初恋温泉 吉田修一
重力ピエロ 伊坂 幸太郎
オテルモル 栗田 有起
オトナの片思い アンソロジー
第6回 桂文我の"本屋で落語" ゲスト 角田光代
HITS PAPER HIGH5 2
椎名林檎(生)林檎博'08
その他グルメ情報色々

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