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2009/05/31

切って千切ってまぶしつける

Img_2740

※パリのどこか 多分バスティーユの職人街の方

ビルに切り取られた空でアルファベットをつくちゃった人がいた、そういえば。

外側が実体か、内側が実体かみたいな話は、小川洋子さんの「揚羽蝶が壊れる時」を思い出す。(完璧な病室に収録)

自分がいるその形の分だけ、そこには空気がない。
自分がそこに在る、ということは、何もしなくても某かの影響を周囲に与えているということで。
小さくたつさざ波、波紋、それの連続。

最近、プライベートの創作に力をいれはじめているのと平行して、仕事の方も忙しくなってきてしまった。
平日は、仕事のことと創作のことと、両方の考えないといけない事に両端からひっぱられて千切れてしまいそうな心持ちになっていたのだけれど、私のおかれている大変さなんて、広い世の中からみたら甘い甘い状況だよな、と思ったら平気な気がしてきた。
大変な時は俯瞰すると、大概は大丈夫だ。
そもそも自分で勝手に飛び込んでいるのだし。

自分で変えられるその状況を変えずに悲観しているとしたら、それは単なる怠慢だし何だか時間が勿体ない。
茫洋とした思考に身を任せているうちに、あっという間に時は流れてしまう。
刻んで、刻んで、楔を打って。
色と形と意味を与えていかないと、ゆらゆらと透明で実体がないまま消えてしまうもの。

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