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2009/05/02

いろいろな容れ物たち

Img_2650

※パリ、ペール・ラシェーズ墓地の中

日本のお墓と違って、パリのお墓は多種多様。
色々な像であったり、凝ったステンドグラスに飾られたそれ自体が教会かのようなお墓であったり。

そういえば、エアメールを出す時に人それぞれペンで色々違う挿絵をいれてだしたのだけれど、この翼のある像もどこかに描いた。
ペンと色鉛筆と住所録は海外旅行の必須アイテム。
旅行中絵をたくさん描くつもりだったけれど、寒さで耳が千切れる程痛い真冬のパリでは手袋を外して長時間デッサンするのは無理だった。
かじかんだ指先は、借り物のように鈍くしか動かなくてもどかしい。

でも、そういう強い刺激を受けている時の「感覚の記憶」はよく残る。
だから、耳が千切れそうな時にどこを歩いていたのか、とか、その後どこへ非難したのか、とか、かじかんだ指先をさする自分がどこで何を描こうとしていたのか、とか、その後諦めてどうしたのか、とか。
もう大分時間が経つというのによく覚えている。

iTunesをシャッフルにしていたら、ちょうど「飛べない翼」が流れて来た
毎日毎日を過ごして行くうちにやがて抱え込むそれは、本当に必要なんだろか。
惰性に絡めとられて思い込んで決めつけてしまうことが多い気がする。

「飛べない」って時点で、多分それは偽物なのに。

夕暮れの空はあかく
もうすぐに暮れてしまう
だから飛べない翼を
捨てたら 捨てたなら
あたしは舞い上がろう

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コメント

ユカリンからの絵葉書、パリのどこかの裏通りに佇む猫ちゃんの挿絵付き、
今も大事にしているよ。
ポストから取り出したとき、パリのひんやりとした空気が一緒に伝わってきた気がしたよ。

投稿: kaoringo | 2009/05/04 12:03

ありがとう。
そうそう、猫ちゃん。
パリの空気も一緒に届けられたみたいで、よかった。

投稿: *yuka* | 2009/05/04 19:58

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