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2009/02/25

閉じて開いて冷える音

Img_3651

「開くこと」

「閉じること」

後者だと、生まれたものを意図しない場所で吐き出したり、逆に無理矢理飲み込んだり、何かに合わせて自分の位置を変えたりという必要がないので、自分の中で生まれたものがより濃く育つ気がする。
自分の内に留まるその何かは、風邪をひいた時のように喉のあたりに暫し留まるのだけれど、その薄い異物感は嫌じゃない。
沈黙は、やがて閉じている花を咲かせる。

自分が立っている位置だったり、自分の内で生まれているものだったり。
その色々、を、些とも誰も理解してくれないのは、とても悲しいことだ。
でも、理解してほしいと思うのと同じくらい、果たして私は相手の事を理解しているのだろうか。
自己憐憫はたまのスパイス程度ならいいけれど、それ以上の存在は他人の痛みに鈍感にさせるだけ。
誰だってわかって欲しいのだし。
評価して欲しいのだ。

matryoshkaというバンド。
予感、未来、惑星、始まり、その裏にある退廃、みたいな。
なんだかそんな雰囲気で。
とても心地よく冷えて、磨きたての薄い硝子のよう。


Matoryoshka

zatracenie   matryoshka

このジャケットデザインも結構好き。

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