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2008/12/14

冷える空

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寒い季節は空がきれい。
空気の透明度が増して、光の純度が高くなる気がする。
夜の星空もよく見える。
今のマンションの玄関からは、星の瞬きまで確認できる。
ちらちらと目に映る光。
遠い星の姿は、ずっと昔の姿なのだと思うと、存在時間の違うものをいっぺんに視界にいれていることの不思議を感じる。

美しい空を見る度に、その美しさに感動して、感謝する。
なんて美しいんだろう、と、声にだして言いたくなる。
皆がこういう気持ちだったならば、地球はもっともっときれいになるのに。

朝、中央線から見る空も好き。
中央線沿線、西荻窪〜新宿間は、高い建物がなくて見晴らしがいい。
この見晴らしのよさ、広い空。
もっともっと、堪能出来る場所が増えるといい。

今年が、あと少しで終わる。
一時期の焦りは形を潜め、私はまた自分自身を丁寧に見つめ直すことができている。
曖昧でぼわぼわとしたものたちが、寒さにつられたのか、少しずつ輪郭を現し始めている。
それを、少しずつ、丁寧に、掬う準備をはじめる。

やりたいことを反芻する度に、日々からめとられている些末な物事のプライオリティをもっと低くしないといけないことに気付く。

進めば進むほど、少し昔の自分が、他人のように遠い。
視界にはいる星々の距離のように離れた自分自身を
星座のように繋ぐ事が出来ない。
過去の連続で到達する未来。
いつでも点として存在している私自身の中に
実はそれらは蓄積されているのだろうか。

毎日、考えること、考えたい事だらけで。
甘やかなことに浸っている場合ではないのだと
叱咤することもあって。
いつまでかなぁと思うのだけれど
とりあえず3月までのような予感がある。

昨晩、パリへ行く夢を見た。
また再び、一人で、海外の地を踏みたい。
本当の一人ぼっちにならないといけないタイミングがまたくるのだろうか。

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