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2008/09/28

繋がりのスイッチ

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外界との繋がり、というのは、真っ最中には至極自然なのに
何故だか、ふっと遠く昔に感じることがある。
朝みた夢を反芻して、印象深く刻まれたと思っても
時間が経ったら、手触りや感覚が嘘みたいに遠くなってしまうように、
自分と繋がる色々が雲散霧消してしまう時。

何かを悩んで、うだうだと考えている自分が認識している世界と
スイッチをぱちりと切り替えたようにそれが気にならなくなってしまった自分が認識している世界とは
色も形も見え方も絶対的に違っている。
今朝私が気にしていた事はもう遠くて
その存在さえもあやうい。
私が考えなくなったら、その瞬間にその問題はあったことすらなかったかのように消滅してしまうのか。

そもそも何かを悩む、というのは、繋がっているから悩むわけで。
その瞬間何かを強烈に意識しているから繋がっちゃうわけで。
私はいつでも、その繋がりを解放することが出来るのだけれど。

外界との繋がりをふっと手放して独りな時というのは、
パリで独りぼっちになった時の感覚に一寸似ている。
アパルトマンのベッドで目を閉じて、外の音を遠くに感じて。
でも私はこの外の何とも完璧に繋がっていないんだな、って感覚。
今私に何かが起こっても、誰も何もしてくれないという諦観。
どこにも属さず、誰にも気にされず、切り離されて、ぷかぷかしている意識。

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