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2008/05/20

映画「ダージリン急行」

Dar1 「ダージリン急行」
★★
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン

映画の詳細情報はこちら
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インドの列車「ダージリン急行」に、長男・フランシス(オーウェン・ウィルソン)の呼びかけで、次男・ピーター(エイドリアン・ブロディ)、三男・ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)のホイットマン3兄弟が集まる。

それぞれに問題を抱える彼らはやがて、ヒマラヤの修道院にいる母親に会いにいくことになる。

父親の死以来、絶交していた彼らに、家族の絆は戻るのか?という話。

本作の前に短編「ホテル・シュヴァリエ」がまず上映された。

パリのホテルの一室で、三男・ジャックと元彼女( ナタリー・ポートマン)が再会する話なんだけど、ジャックが彼女を迎え入れる準備をするあたりとかくすりと笑える。
妙にかっこつけたり。

Hotel_chevalierナタリー・ポートマンがヌードになるのだけれど、セクシーというよりは無駄な肉が一切ないって凄いなぁっていう感想。

パリのあの雰囲気はやっぱり好き。

次に、いよいよ本編の上映。

とても兄弟とは思えない、全く似ていない3人。
三男だけ顔が非常に濃いような・・・。しかも彼だけ何故か裸足・・・。
そして3人が3人とも一寸変わっていて濃いキャラ。
特に仕切りたがりで自己中な長男が一番煙たがられていたような。
弟の食事のメニューまで勝手に決めてしまうので、うわ〜こんなお兄ちゃん嫌だなぁなんて思ったのだけど、でもいざピーターが反抗して「自分で頼む」と言っても結局フランシスが言った通りの注文をしてしまう。なんだ、お兄ちゃんの言う通りでいいんじゃない(笑
後で母親と再会した時に、フランシスの性格が母親譲りなのだとわかって、そこでまたくすりとする。
この映画は、ゲラゲラ笑う感じではなく、くすっとかふふっとか、口元がゆるんでしまうような小ネタが結構あるのだ。

父親の葬儀以来絶交していたという3人は、一寸したことで喧嘩になったり、前半はお互いに苛立を隠せない。
でも、途中列車を降ろされ、小さな村で溺れた子供を助ける為にさっと一致団結する姿を見て、ああやっぱり兄弟なんだな、素晴らしいなって感動した。
ナイーブなピーターが、必死で助けた子供は結局亡くなってしまう。
ショックを隠せないピーターが痛々しい。
ピーターって、何となく悲しそうなラクダさんなイメージ。

Darjeelinglimted のんびりとマイペースに進むダージリン急行。
途中に立ち寄る村。
そこで行われる葬式。
母親がいる修道院。
場面を変え、徐々に兄弟たちの絆が自然に深まっていく様は、見ていて心地良い。

私もダージリン急行に乗りたくなった。
あの食堂車とか、楽しそうだもの。
インド独特のゆる〜い空気感に包まれて、どこまでも旅をしていたくなる。

この兄弟たちのようにもし何か問題を抱えていたとしても、爽やかに吹っ切れてしまいそうな楽しい映画。

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