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2007/06/21

FRIED DRAGON FISH(フライドドラゴンフィッシュ)

「FRIED DRAGON FISH」
1993年
監督: 岩井俊二
出演:芳本美代子、浅野忠信、酒井敏也
★★★★★
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51j6fnf819l_aa240_データバンクのオペレーターとして相田の探偵事務所にやって来たプー・リンウォン。
トーマス・アーウィング博士の熱帯魚「ドラゴンフィッシュ」が謎の男トビヤマに盗まれたという事件を追うプーたち。スーパーレッドには一千万円の価値があるのだ。トビヤマの水族館を探していたプーは、熱帯魚の水槽に囲まれて暮らす不思議な少年ナツロウに出会う。ナツロウはトビヤマに飼われたプロのテロリストだった・・・という話。

フジテレビの深夜ドラマ「La Cuisine」の最終回スペシャルとして放映された作品。
私は、10年ちょっとくらい前の深夜にフジテレビでやっていた再放送をたまたま観た。本当に、つけっぱなしだったテレビにたまたま流れてきたのだ。
・・・正直驚いた。
当時、今ほど映画というものに関心が無かった私が、のめり込んでしまった。
その頃、浅野忠信は殆ど無名だったのだけれど「この存在感のある青年は誰なんだろう」と思った。
無機質な広い部屋の中で沢山の熱帯魚とともに暮らす、冷たい目をして淡々と話す青年。
それ以来、岩井俊二監督の作品を見続けている。
つまり、私にとってはこの深夜のテレビが運命の出会い。

ナツロウがクラシックを身体で聴く場面が好き。
たしかにクラシックって、フローリングに寝そべって目を閉じて聴くと気持ちが良いのだ。

ストーリー自体は、きちんとオチもあり面白い。でも、放映後に問い合わせが殺到したのはそれだけが原因ではないと思う。美しい映像、空気、音楽・・・50分の深夜ドラマとは思えない世界観。拙い部分もあるものの、さすが岩井俊二監督だなぁと思わせる作品。そう、これがテレビドラマとしてつくられたことに脱帽です。
ああ、魚のフライが食べたい。

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