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2006/12/15

ヴァセリンガラスのランプシェード

Img_0647先日、アンティークショップで1920年代のフランス製ヴァセリンガラスのランプシェードを購入。
ヴァセリンガラスとはウランガラスのことで、何となく「ウラン」より「ヴァセリン」の方が響きが好きなので、私はそちらの名称で呼んでいる。ウランガラスというと蛍光緑の何となく攻撃的なイメージで、ヴァセリンガラスというとあたたかな灯に包まれた柔らかいイエローのイメージなのです。
正確にはヴァセリンガラスはイギリスやアメリカでの名称らしいので、フランス製のこの子が怒りそうですが。
その名の通り、ガラスに発色剤としてごく少量のウランを加えることにより、淡い黄色や緑色の美しい色をつけたガラスのこと。19世紀にボヘミアで生まれ、ヨーロッパからアメリカや日本へ広がったと言われています。
ヴァセリンガラスは、真っ暗な中で紫外線ランプをあてると、黄緑色の蛍光色として輝く。
ウランウランというと、人体への影響が危ぶまれますが、ガラスに含まれるウランは微量で、人間一人の体内にある自然の放射能と同じ程度の量らしく、健康には全く影響がないらしいので安心。

Lb27_1日本でも大正時代につくられていましたが、核兵器開発の為にウランの使用が制限されたことにより、今では海外で僅かな量が生産されている程度だそう。

私が購入したシェードは、乳白色に透明のイエローの組み合わせで、細かなドレープがついている。
べっこう飴のような懐かしい色みのイエローだと、インテリアの色を選ばないので合わせやすい。

これを買うまでは、ずっと気に入るシェードが見つからず、先住の方が残していったごくごく普通の電器を使っていた。円形蛍光灯を取り付けるタイプだったので、蛍光灯を電球色にしてみたものの、やっぱり嘘っぽい電球色が気に入らなくてちっとも好きになれなかった。

前々から1つは欲しいと思っていたひらひらしたフリルのシェードで、思っていたよりも安かったので、えいやで買ってしまいました。
実際に部屋に取り付けた時に明るさが足りるか心配だったのですが(40W)、私が好きな感じの部屋になった。(※写真だと真っ暗闇ですけど・・・実際はちゃんと明るさがあります)

Img_0650灯りひとつで部屋の印象が変わるのはわかっていたけれど、やっぱり自分が好きな色の部屋になると嬉しい。
最近は、夕暮れに夕焼けを楽しみつつ、空の澄んだ青と橙色のやわらかな灯りに包まれた室内の対比の美しさがじんわり嬉しくて、「幸せだなぁ」と感じる。
はい、休日のみのお楽しみですけどね・・・。平日はコンクリートジャングルの中で夕日も見られませんから〜。
移転前は、オフィスの窓から夕日が一望できたのに、今や見えるのはビルとお墓ですよ、くすん。

もう少し明るさが欲しいなという時は、卓上ランプを使っています。
・・・部屋にある卓上ランプはこれまたアンティークで控えめな明るさなんですけどね・・・。

でも、夜に煌々と白っぽい蛍光灯を点すのって労働する為だとか言いますね。
明らかに寛ぐ色ではないですしね。
アンティークショップのご主人だか誰だかが、こういう柔らかな灯りの中で夜を過ごすのがヨーロッパでは一般的なのに日本では労働の為の蛍光灯を日常使いしていてよくないですねと言っていたような。
まぁ、だからこれでいいのか。
でも、こんな時間にブログ更新している私はちっともご主人の言う通りになってないですね、とほほ。ごめんなさい。

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コメント

こんにちは。ご訪問どうもありがとうございます。
好きなものがカテゴリーに溢れていて、これから読むのがとても楽しみです。わくわく。

アンティークランプの暖かい明かりってのんびりできて大好きです。ほっとして癒される光ですよね。ランプはいまだにお気に入りがみつからなくて、今も探している所です。
私も早くお気に入りのランプと出会いたいです。

それではまた読ませて頂きますね。
楽しみにしています♪

投稿: 千鶴(綺羅) | 2006/12/15 18:25

ご訪問ありがとうございます〜。
ほんと、あのやわらかい灯りには癒されますよね。
お気に入りが見つかったらぜひブログにアップしてくださいね。楽しみにしています。

投稿: *yuka* | 2006/12/17 13:16

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