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2006/10/09

メゾン・ド・ヒミコ

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メゾン・ド・ヒミコ
年度: 2006
国: 日本
★★☆☆☆
ゲイの為の老人ホームを舞台にした話。
ホテルビーナスのゲイ版というかんじ(どっちが先なんでしたっけ)の映画。
それぞれのキャラクターが個性的だし、オダギリジョーはかっこいいし、柴咲コウは垢抜けなくてなんだかかわいらしいし・・・といい俳優がそろっているわりに話が平凡。
ちょっと期待はずれ。
ゲイを素材として使うのって、もう今では珍しくない。
ゲイのいわゆる「おねえ言葉」というやつは、それだけでキャラがたつので、反則技ともいえる。
その反則技を使っても話をつくるという場合、ストーリー自体にかなりの独自性を求められる。
この「メゾン・ド・ヒミコ」は、ゲイの為の老人ホームという設定が面白いのだけど、これって「ゲイ」である必要あったのかなと思う。ヒミコを慕って集まる変わった年寄り達、でも話は成り立ったのではないでしょうか。身内にゲイであることを隠している老人の老後の厳しい現実に触れていたりするのだけど、そこは浅くふれているだけでストーリーのメインではない。
結局は、不器用な生き方をしている柴咲コウとオダギリジョーがくっつきそうになってしまったり、柴咲コウが職場の先輩と寝ちゃうところとか、なんかひどく強引で、雑なストーリーに感じる。
ここで、あえてこの2人をそういう風にせず、ゲイの老後にのみスポットをあてて深く描いたら、私はこの映画をもっと評価できただろうなと思う。
自分に自信がないゲイの人とか、奇抜に着飾るゲイの人ばかり目立ってしまったので、もっとフツーなかんじのゲイの人にスポットをあててもよかったんじゃないかな。

柴咲コウの父親、ヒミコも存在感はあるのだけど、人をひきつける魅力という点では「?」でした。

オダギリジョーは結局かっこいいんだよなぁと思う方はクリックお願いします

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