2013/12/30

新しい道

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強引なくらいぐるりと世界が変わるタイミング、それはくるべくしてきているのかもしれない。
変化は何かを知らせるもの。
それに感謝すると必ずいい方向に歩みを進められる気がする。

最近自分で一寸ずつ気付いて取り入れていたものと、それとが繋がったことも不思議なようでいて、必然なんだろうな。
自分にとって必要な変化の道は、方向転換した後もするりと進んでいける。
もうずっとこの道を歩いて来ましたけれど?みたいな顔で。

そして、道を進んで行く自分の隣にずっと寄り添って支えてくれる人がいることは本当に幸せだと思う。

前を向く。
振り返らない。
いい変化だけを携えて進む。
前へ前へ。

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2013/11/11

浮力

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※一寸前にtwitterでもアップした、モデル不在で描いた妄想のキジトラさん。


自分の行動範囲を思い込んでいる裏では、大して価値のないものを守っていたりする。

世界の広さ。
繰り返しの磨耗の後に忘れてしまうのは何故だろう。

安寧に甘えてしまわないように。
いつでも思考をばらせるように。

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2013/11/08

動き出す列車

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朝みた夢。

駅のホームでどこか遠くに行く列車に乗り込もうとしている私と、見送りに来ていた母。
母の姿は今より一寸若い頃。

席は何号車だっけ?乗る場所はここでいいんだっけ?
私が切符を見返して確認した瞬間、扉が閉まって列車がすぐに走り出してしまう。
慌てて母の方を振り返ると、母は笑顔で大きく手を振っていてくれていた。
まだ全然時間に余裕があると思っていた私は、母と最後ちゃんと話せなかったことが寂しくショックな気持ちのまま目を覚ました。

一日、その夢のことがひっかかっていた。
夢占いをみたけれどすっきりしない。
夢をきっかけに母が今まで私に与えてくれた愛情の断片を反芻して飲み込んでいたら泣き出してしまいそうだった。

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2013/10/20

深大寺と神代植物公園のバラフェスタ

先日の3連休、どこかへ出掛けようということで神代植物公園のバラフェスタに行くことに。

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深大寺周辺はお蕎麦が有名なので、お昼ご飯はお蕎麦屋さん「味の陣屋」へ。
私は穴子天付きのお蕎麦を、彼はとろろ蕎麦を注文。
お蕎麦は細切りで素朴な味、甘めのつゆにとてもよくあって美味しかった。
天麩羅は、穴子がふわっとしていて甘かった。

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すぐに植物園に行くつもりだったのだけれど、彼が深大寺にも寄ってみようというのでそちらの方へ。
鬼太郎がハロウィンバージョン。

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鬼太郎茶屋の壁には、鬼太郎たちのイラストが。
建物自体も風情があってよい感じ。

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お店の裏にも、妖怪たちが。
鬼太郎茶屋以外も、深大寺周辺はまるで温泉街のようにお店が並んでいて楽しい。
東京なのにすごく遠くにきたみたい。

深大寺にお参りしたり、お団子を食べたりした後、神代植物公園へ。
バラフェスタへ行くのは久々。
(以前の行った時の記事:「神代植物公園:秋のバラフェスタ(1)」 7年も前だ。)

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バラフェスタといえば…薔薇ソフト。
しっかり薔薇の香りがして、彼は香りが強いな〜と言っていた。
私は香りはそんなに気にならなかったけれど、結構甘さがしっかりだったので、二人で半分こにして丁度よかった。

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いよいよバラフェスタへ。
あの神殿みたいな建物は何をイメージしているのかしら。
日本っぽくないのですよね、ここ。
パリのリュクサンブール公園とか思い出す。

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様々な色の薔薇たち。

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鮮やかな黄色が眩しい。

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アンネ・フランクという名前の薔薇。
ベルギーの園芸家ヒッポリテ・デルフォルヘ氏と息子のビルフリート氏が、アンネの父オットー・フランク氏に会った時にアンネの為にと捧げ、後に「Souvenir d'Anne Frank アンネ・フランクの形見」という名前で発表されたもの。
オットー氏は後にそれを親交ができた日本の合唱団に送り、それが日本に広まったのだそう。

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清楚な薔薇。

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艶かしい薔薇。

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ピンクに黄色がぱっとさした、かわいらしい薔薇。

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薔薇はやっぱり空に映える。

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この日の夕暮れが、本当にきれいだった。
雲の隙間からは天使の梯子がおりて、濃淡豊かな雲が空を絵画のように彩り。
広い広い空がどんどん表情を変えていく様に二人ともみとれた。
植物公園は邪魔な建物がないからすごく大きなスケールで空を感じることができる。
本当に気持ちのいい一日で、感謝の心でいっぱいになった。

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バラフェスタで10本1000円で買った薔薇。
二カ所にわけたうちの、これは玄関の薔薇。
既に開いてしまったものばかりだったので長持ちしなかったけれど、束の間ゴージャスな部屋になったのでした。

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2013/09/16

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社

日曜日の朝は宿泊していた松江東京インで朝食ビュッフェをいただく。
種類豊富で美味しくてかなり満足。

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松江駅前からバスに20分程乗り、まずは八重垣神社へ。
八岐大蛇退治で有名な素盞嗚尊と稲田姫命の御夫婦が主祭神。

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この神社で有名なのは「鏡の池」での占い。
「鏡の池」は稲田姫命が鏡代わりに使っていたという場所。
清々しい空気が満ちていて、とてもいいパワーを感じる。

社務所で占い用紙をいただき、10円を載せて池に浮かべる。

水に浸かると、紙にはその人宛のメッセージが浮かび上がる。
15分以内に沈めば良縁があり、沈む早さが早いほど早くやってくるそう。
私は彼氏がいるけれど、折角なので友人と一緒にやってみた。
私も友人もともに5分弱で沈んだのでよかった…。
紙が破れて硬貨だけ沈んでしまった人や、紙が遠くに流されたまま全く沈んでいない人なんかもたくさんいたので、必ずちゃんと沈むものではないみたい。
どちらか一方が沈むのが早くて、どちらか一方が全然沈まなかったら、その後の旅行が微妙な雰囲気になるものね…。
沈む場所も関係するそうで、岸に近いと身近な人、岸から遠いと遠くの人だそう。

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夫婦椿は、2本の椿の枝が1本になったという伝説のある二股の神秘的な椿の木。
木が枯れても、境内に生えてくる木はまた二股だというのが不思議。

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出雲大社が雄々しくぴんと張りつめた強さだったのに対して
八重垣神社には優しく包まれるような雰囲気がある。
稲田姫命の存在感だったり、夫婦円満のあたたかさだったりなのかな。

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御神木の周りには荘厳な空気が流れていた。
御神木って見ているだけで浄化されるような気もするし、その力の強さにくらくらしたりもする。

この後は、友人の希望で玉造温泉にある「玉作湯神社」へ。
松江からはバスで30分くらい。

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勾玉信仰のあるこの地域、この神社には触って祈れば願いが叶うと言われる『願い石』がある。
社務所で「叶い石」をいただき、この石に『願い石』のパワーをうつす、というもの。
「叶い石」は石の種類も形もバラバラで、その人にぴったりの石がくるらしいのだけれど、私のもとにきたのはまん丸の深いグリーンの石だった。
検索して似た石を探してみたけれど「グリーン瑪瑙」なのかな?
瑪瑙って、石の外観が馬の脳に似ていたことからその名前になったのだと知って、一寸びっくりしている。馬の脳…。

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境内にある親子狛犬がすてき。

この後は、近くにあった清巌寺の「おしろい地蔵さま」へ。
美肌や健康の祈願ができるお地蔵様なのだそう。

祈願札は無人のところに置かれていたのだけれど、小銭がなかったのでお寺の方へ。
お寺の方がすごく気さくに色々お話してくださった。

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この祈願札の治癒したい箇所を色鉛筆で塗りつぶす。
今はよくなっているけれど、以前原因不明(多分ストレスのせい?)のぷつぷつが頬にできてなかなか治らなかったことがあったので、もう二度とならないようにと頬のところを重点的に塗りつぶした。

この祈願札には身体用もあり、大病の治療中である友人は身体用の方を塗っていた。

祈願札を納めた後は、お地蔵様の顔に筆でおしろいを塗る。
お地蔵様既に真っ白けだったけれど、塗らせていただきました。

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バスで松江に戻る前に、湯薬師広場へ。
ここでは温泉の源泉をボトルにいれて持ち帰ることが可能。

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松江に戻り、お蕎麦を食べに「一色庵」へ。
小判三味蕎麦を注文。
卵白を蕎麦湯でわったお吸い物付き。
中途半端な時間でお客さんが少なかったからか、ご主人が食べ方のレクチャーや出雲の神話クイズなどをして下さった。

出雲大社の近くの「かねや」さんよりも繊細でやさしいお蕎麦。
どちらかというと「かねや」さんの方が好みだけれど、これはこれで美味しかった。

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今回のパックには、スイーツクーポンがついていたため、お蕎麦の後「甘味喫茶 月ヶ瀬」へ。
好きなお団子二本と、自分でたてるお抹茶セット。
トマト団子が珍しかったのでひとつはそれにしてみた。
甘酸っぱくて初めて食べるお団子。
美味しいのだけれど、お抹茶には普通の甘い餡子の方がよりあったかも。
お抹茶たてるの久々で楽しかった。
うちには京都で買った茶筅があるけれど、すっかりお茶たててないなぁ…。

お団子を食べた後は、友人が行きたいといっていたハートの石畳やピンクのポストへ。
どちらも、恋愛に効果があるそう。
私、神社とか神聖な場所は大好きなんだけれど、そういういかにも女子向けに人がつくった恋愛用のスポットって自分から行こうと思わないので、付き合いでそういうところ行くのもそれはそれで二人旅の面白さだよねって思った。

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松江城近くのこの街並、すてきだった。

電車やバスにぎりぎりで間に合ったり、行きたいねって事前に言っていた場所をよい感じで全て巡れたり、島根は梅雨がきそうな時期なのにぴかぴかの晴れだったり、食べたものがみんな美味しかったり、本当によい旅ができた。
心の底から感謝の素敵な旅行だった。

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■出雲旅行目次

出雲旅行(1) ーサンライズ出雲で出発

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り

出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社

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出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの

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松江に戻り、評判のいい郷土料理のお店「てれすこ」へ。
予約をしておいたら、2人でも個室に通してくれた。

つきだしにでてきたじゅんさいが美味しくて、このお店絶対いいお店だなぁという感じがした。
じゅんさい好き。

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カメノテ。
はじめ友人に「カメノテが食べたい」と言われた時には、「ええっ!?亀の手?」と思ったのだけれど、磯の岩肌にくっついている生き物らしい。
貝みたいなものかな?
殻を剥いて食べるのだけれど、可食部は殻の割に少ない。
濃厚な貝のような海老のような初めて食べる味で、癖になる。

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しまね和牛のステーキ。
ジューシーすぎて2切れで満足できちゃうくらいの、味の濃いお肉。

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島根に来たら絶対食べたいと思っていた、のどぐろのお刺身。
半分は生で、半分は炙りで。
炙りの方がお魚の脂がよりいかされている感じがして好みだった。
東京ではこの鮮度で食べられるお店ってないのだろうな。

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宍道湖でとれたもろげ海老の塩焼き。
殻ごと食べるのだけれど殻はとてもやわらかく、身は甘くて味が濃い。

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あご(飛魚)の唐揚げ。
あごだしとかは使うけれど、唐揚げは初めて。
身が結構しまっている。

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あごの子煮
たらこよりも大粒で弾力があってむっりちしている感じ。
味は淡白。

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生牡蠣。
牡蠣好きとしては外せないメニュー。
大きくて鮮度がよくてぷりぷりでした。

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河豚のひれ酒。
ひれ酒の旨味の多さってすごいよね。
蓋の裏に書かれた河豚のぽわんとした顔がかわいい。

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はたはたのお寿司。
薄い身とご飯のバランスがすごくよかった。

写真にないけれど、その他てれすこサラダをいただいた。

滅多に来られる場所ではないから、食べたいと思ったものは全て食べよう!と色々食べて、地酒などもたくさんいただいて、ひとり7000円くらいだった。
頼んだ料理が全て美味しくて、東京では食べられない味だったので、この満足度でこの価格は安く感じた。
松江って素敵なところだなぁ。
ご馳走様でした。

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社 に続く。

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■出雲旅行目次

出雲旅行(1) ーサンライズ出雲で出発

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り

出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社

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2013/09/09

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り

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松江からバスで松江しんじ湖温泉駅へ。
時間ぎりぎりで一畑電車にすべりこむ。
往復するなら一日乗り放題券がお得なのでそれを購入。

一畑電車は二両編成の長閑な電車。
ゆるーい気持ちで出雲へ向かう。

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地方のバスなんかで見かける料金表が車内にあった。
プラス料金で自転車の持ち込みも可能みたい。

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出雲大社前駅。
洋館っぽい素敵でモダンなつくり。

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駅から出雲大社とは反対側に一寸行くと、第一の鳥居がある。
まずはここからスタート。
でもこれだけ信号やら車やらに囲まれてしまうと、鳥居というより建造物っぽく感じますね。

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朝食に軽くパンを食べたきりだったので、お参り前にお蕎麦の名店「かねや」さんへ。
人気店だけあって行列で、1時間くらい並んでやっと店内へ。
日傘があってほんとよかったなぁっていう暑さだった。

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名物の三色割子蕎麦三枚を注文。
出雲蕎麦は、甘皮ごと挽き込んだ蕎麦粉でつくるので、色が濃く香り豊か。
まずは薬味のみの一枚におつゆをかけて食べる。
しっかりとした歯ごたえと濃い味わい、すごく美味しい。
とても好みの味。
そして一枚目の器に残ったおつゆを二枚目にかけるのが正しい食べ方。
二枚目は卵にした。
そして三枚目はとろろに。とろろにいい具合に卵が絡む。
食べ方の順序で味が微妙に変わるのが面白いところ。
三枚をぺろっと平らげていよいよお参りへ。
お参り前でなければ五枚くらいいけちゃったかも…。

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いつか来たいなと思っていた出雲大社。
目の前にするととても不思議というか、現実味がない感じ。
鳥居の奥から感じるパワーが既にすごい。

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大遷宮の後とあって、本殿前は結構な行列。
お参りをするために行列に並ぶ。
いざお参りの段になると、自分の個人的なお願いごとなんてしていいのかなって気持ちになる。
お伊勢さんに行った時もそうだったんだけれど、神様のスケールの大きさにそれこそ平和とかを自然に願いたくなってしまうのだ。
自分の日々の悩み事なんてそのスケールの大きさで測ったらあまりにもちっぽけ。
出雲大社は他の神社と違って、二礼・四拍手・一礼。
一応感謝と一緒にお願いごとをしてみたけれども、畏れ多い気持ち。

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こちらは拝殿。
長さ6m、重さ1.5トンある注連縄の存在感がすごい。

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敷地内をぐるりとまわって、本殿を後ろから。
お参りをしていた表側は人がざわざわしていて落ち着きもなかったので感じにくかったのだけれど、静かな裏側にきたらパワーがすごかった。
写真でもくらくらする。すごいなぁ…。

本殿の裏側から東にまわると、神在月に神々の宿舎となる東十九社もあった。
東の社は大社より東にある神々に通じているのだそう。
東京出身の私に関係する神様はここに宿泊するのですね。
細長いその建物の中に色々な種類の神様が集まっている様を想像すると、一寸和やかな気持ちになる。

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大国主命と白兎の像。

騙した鮫に全身の皮をむかれた兎が泣いていると、大国主命の兄神たちに嘘の治療法を教えられてさらに傷が悪化してしまう。
傷が痛くて兎が泣いていると兄神達の荷物を担がされた大国主命が通り、正しい治療法を教えてあげた。
そのお陰で傷が癒えた兎は、八上姫にこのことを伝え、大国主命と八上姫の縁を結ぶこととなった、というのが「因幡の白兎」の話。
兄神たちは八上姫を狙っていたから、大層悔しがったでしょうね…。

大国主命に後光がさしているようにみえて、美しい像。

出雲大社は「縁結び」を司る場所であるから、何かと恋愛にご利益がっていう話になりやすいけれど、実際は人にまつわる全ての縁を決める場所。
それは恋愛に限らず、家族も仕事も友人も、人と人とが関わる全てのこと。
私たちには計り知れない壮大なスケールで何かが動いているんだな、それはここで生まれているんだな、そんな場所に来られたんだなって思うと感慨深い。

お神籤をひいたら、結構よい内容だった。
願望叶う。真っ直ぐな気持ちで感謝することが大事、みたいな内容。

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出雲大社のすぐ目の前にある「そば処 田中屋」へ。

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暑い陽射しがたっぷり降り注いだこの日、お参り後のビールの美味さがすごかった…。

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ぜんざいのルーツは出雲地方の神在餅らしく、ぜんざいは出雲名物。
ということで、縁結びそばぜんざい。
ハート型のお餅とかおみくじつきとかほんと女性向け。
私はどちらかというとビールとアサリの佃煮の方を喜んでいましたが…。

出雲大社前からてくてく「稲佐の浜」へ。
歩いて15分のはずが思ったより距離があるなぁ暑いなぁとくたくたのところで、運良くタクシーの運転手さんが声をかけてくれた。500円で行ってくれるというのでお願いすることに。
観光情報も色々聞きつつ、浜を目指す。

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稲佐の浜は、旧暦10月神在月に八百万の神々が龍蛇神の先導で海を渡りやってくる場所。
旧暦10月10日の夜には神迎の神事が行われるそう。
たくさんの神様が浜に上陸する様子を想像すると神秘的。

岩の上にある鳥居、小さいのにすごい存在感だった。
これは弁天島という島で、海の神霊 豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られている。

出雲大社の賑わいに対して、こちらの浜はそこまで人がいなかった。
それがかえって神秘性が増して気持ちよかった。

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稲佐の浜から駅へ行く途中、タクシーの運転手さんに教えてもらった場所へ。
ここは「上の宮」といって、神在月に大国主命が主宰となって様々な縁を結ぶ神議を行う場所。
裏道にあるので、教えてもらわなかったら気付けなかった。
神様たちがやいのやいの話し合っている様を想像してみた。
神在月に来たらすごいパワーなのかしら。

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一畑電車に揺られ松江に戻る。
宍道湖からまるまると輝く太陽の見事な夕焼けが見られた。
あ、写真を撮ろう!と駆け寄った時にはもう遠くに流れてしまっていたけれど。
でもこんな素晴らしい夕焼けが見られたことに感謝したい、それだけすごい眺めだった。

出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの に続く

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■出雲旅行目次

出雲旅行(1) ーサンライズ出雲で出発

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り

出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社

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2013/09/08

出雲旅行(1) ーサンライズ出雲で出発

今年の5月下旬に、友人に誘われ出雲へ旅行してきた。
60年ぶりの出雲大社「平成の大遷宮」ということで今年わいわいしている出雲界隈。
とはいえ島根は遠いし、誘ってもらわなければこのタイミングで行かなかったような気がするので、誘ってもらえてよかった。
遷宮したてのぴかぴかのご本殿は、パワーがとても強いらしいし。
行くべき時に行くことになった気がした。

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憧れの寝台車、サンライズ出雲へ!
夜汽車ってときめく。
家で晩ご飯はすませてきたので、乗る前にビールとワインとチーズ、翌朝の為のパンを購入。
車内販売はないので、お夕飯すませず来ちゃう人は買っておくことが必須。
人生初寝台車。

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車内の通路は結構狭く、電車が揺れると身体が右へ左へとぶつかってしまう。
部屋の扉がわーっといっぱい並んでいて、すぐに旅気分。
テンションがあがる。

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B寝台のシングルを二部屋とったので、まずは荷物を置きに自分の部屋へ。
寝間着も完備。

シャワーに入りたい場合は、車掌さんに言うとシャワーカードを販売してくれる。
数が限られているらしいので、入りたい場合は早めに買っておくといいみたい。
私は前日ライブで夜中に帰宅するからと出発日の金曜日はおやすみをもらっていたので家でシャワーをすませたけれど、仕事後に乗る人なんかはシャワーがあるの便利だよね。
利用した友人曰く、カード1枚でシャワーの使用可能時間6分、女性が髪の毛洗ったりちゃんとお風呂をすませようと思うと時間的にちょっと厳しいけれど、汗を流すのには十分だと言っていた。

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ベッドとあとは荷物を置くスペースくらいの狭さだけれど、逆に落ち着いてよい感じ。
橙色の室内灯が様々な思いをめぐらせ、旅気分を盛り上げてくれる。
私今、闇の中を走行する夜汽車で遠く遠く西へ西へ向かっているのね。

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部屋は、出る時に毎回表から数字を設定してロックをかける仕組み。
内側からは普通にロックをまわすだけ。
覚えやすい4桁を考えておくとよいかも。

この後は移動して友人の部屋で酒盛り。
女二人でサンライズ出雲の個室で酒盛りって、恩田陸さんの小説「三月は深き紅の淵を」にでてくる場面そのもの。
サンライズ出雲に乗る場面が出てくることを知って、旅行前に丁度読んでいたのだ。

翌日にそなえて0時くらいにお開きして、自分の部屋へ。
揺れるから眠れるかなと心配だったけれど、お酒のお陰かぐっすりと眠れた。

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朝目を覚ましたら、目の前には山が!
私が眠っている間に電車はすごい距離を走っていたのだ。
眠った時と全然違う景色なのって不思議な感じ。

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途中、サンライズ瀬戸と出雲の切り離しで岡山駅に停車。
ホームにて切り離しを皆で見守る。

乗り物に弱いので、起きてからは少し具合が悪くなってしまいぎりぎりまで横になっていた。

9:30に松江に到着。
最寄り駅から定期で来てしまった為、窓口で精算をお願いしたのだけれど、最寄り駅の名前を言っても駅員さんが「それどの辺りですかね…」と路線図と睨めっこしていたのが新鮮だった。
そうだよね、東京の小さな駅名まで知らないよね。
遠く島根までに来たことをこの時実感。

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観光所でパックについていたクーポンを引き換え、ホテルに荷物を預けたらいざ出雲大社へ。

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り に続く

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■出雲旅行目次

出雲旅行(1) ーサンライズ出雲で出発

出雲旅行(2) ー出雲大社にお参り

出雲旅行(3) ー島根の美味しいもの

出雲旅行(4) ー八重垣神社、玉作湯神社

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2013/07/15

映画「犬と猫と人間と2」

Inuneko2

先日、ユーロスペースで『犬と猫と人間と2』を観てきた。

犬と猫と人間と』は、三重県河崎のある古本屋さんの店主に教えていただいたのが縁で自主上映の宣伝のお手伝いをしたこともある映画。
たった一日に犬猫1000匹近くが殺処分されているという現実を知らせ、命について考える機会を持ってもらおうという主旨のドキュメンタリー。

今回の2は、1の飯田基晴監督がプロデュースを担当し、宍戸大裕監督が初制作。
東日本大震災の被災地における犬猫の被害状況と現状を伝える。

映画を通して感じたのは、犬猫は政府に命ではなく物的に扱われているんだなということ。
非難指示区域にまだまだ生きている犬猫がたくさんいるにも関わらず、立ち入り禁止としたうえに、保護すらしようとしなかったのだから。

ボランティアの人々が様々な手段を使って非難指示区域に入り込み、ご飯をあげることで何とか命が繋がる動物たち。
でも勿論、餓死してしまった子や、ご飯を求めて車道に出たがために轢き殺されてしまった子たちもいる。

震災が起こる前、津波の被害から非難したある家族は「犬は駄目だ」と言われて建物の中にいれてもらえず、外に繋がれていたその子は結局津波で亡くなってしまった。
飼い主が今でも後悔していたけれど、でもそれって悪いのは飼い主ではなくそう決めた行政なんじゃないのだろうか。

犬猫の命って、どうしてこんなに軽んじられているのだろう。
そもそも私は殺処分自体未だに理解ができないのだけれど、殺処分を正しいとする価値感の人からしたら、非難という非常事態に犬猫なんて構っていられないのだろうな。悲しい価値感。

また、今作では家畜についても触れられている。
本来であれば肉牛として育てられ出荷されていた牛たち。
放射能による汚染で肉牛としての価値が0とされた牛たちは、行政から殺処分しろという命令が下される。
そこへ殺処分から守ろうという人たちが現れ、現在は「希望の牧場」と「やまゆりファーム」という二カ所で牛たちを守り育てていっている。
(※寄付を必要としているので、興味のある方は覗いてみてください)

本来であれば「肉」として食べられる運命にあった子たち。
それが殺処分されるからといって、守ろうということには賛否両論あるであろう。
「どうせ食べられるために死ぬ運命だったのに、守るのはおかしい」といった声も実際よせられているらしい。
私自身は、ベジタリアンでも何でもなく、普通に肉を食べる生活をしている。
だから、家畜の命、という話になると本当に難しいなと思う。
でも、生きる為に命をいただく行為と、人間の勝手な理由で無駄に殺処分をする行為とは遠くかけはなれていることはわかる。
食べられないからと殺すくらいならせめて野にでも山にでも放ったらいいではないかと思う。実際は放射能汚染された牛を自由に放つなんてとんでもない!ってことで無理なんだろうけれど…。

ペット(本当はこの言葉はとても嫌い)、家畜。
人の手によって管理されてしまった動物たちは被害者なんだと思う。
でも、今のこの状況をすぐには変えられないから、せめて守れるものは守る。
そういうシンプルなこと。

私がうちの子たち、捨てられていた猫二匹をひきとったのもそう。
本来なら自由に野生で生きられるのが理想なんだろうけれど、いまこの人間社会で生まれてしまった子たちはそうはいかないからせめて自分にできる数だけでも守る。
この子たちも、発見が遅かったりしたら死んでいたんだよな。
自分の本当の母親のことは覚えていないんだろうな。
人間のエゴによってそうさせられてしまったことを思うと胸が痛い。

「いのち」をめぐる旅。
私利私欲に走るのではなくて本当に様々ないのちにとってやさしい政治が行われて、住みやすい世界がやってくるといいな。いつの日か。

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2013/06/27

月光の冴えた晩の話

ある人が自殺をしたというニュースを
こんな理由で死ぬなんてと馬鹿にする人がいて。
でも自分を構成する、感情とか粒子とかが化学変化のように完全なる陰にぱっとふれる可能性ってあるんじゃないのかな。誰にでも。きっかけなんて些細でも。

少し、昔の話。
とてもとても悲しくて落ち込んで疲れ切ってしまっていたある時。
窓の向こうに黒々とした深くて強い闇がぱっくりと口をあけていることに唐突に気付いて、はっと我に返った。
私が正気に戻るのと同時に、闇は消えた。
消えた後の方がその存在感は色濃くて、ぞっとした。

江戸川乱歩の小説で。
月光の冴えた晩に、向かい合わせのビルの目の前の部屋から住人そっくりの人形を落とすと、住人もつられて落ちて死んでしまうという話があって。
その吸い込まれるような落下のイメージと一寸かぶる。

この世の一枚裏にはそういう闇が広がっている気がする。
それは何かの拍子にくるりと捲れる。
でもだからといってふっとむこうへ行ってしまうのは絶対に駄目なんだけれど。

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重たい話だったので、とりあえずキジトラさんの「あ」のような欠伸がもやもやを蹴散らします。んあー。

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